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インドネシアのスペシャルティーコーヒー | VARION JAPAN

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多様な生豆と、多様な精製方法

私たちがインドネシア各地で生産する多様なコーヒー豆たち。
その個性を存分に活かしきるために、精製方法についても日々研究、改善を続けています。

たとえ良い豆でも、精製方法によってそのクオリティが大きく左右されるのが、コーヒー豆づくりの面白くもあり、難しくもあるポイント。

ここでは、私たちが採用している主な精製方法をご紹介します。

VCの代表的な3つのプロセス(精製)

・フルウォッシュプロセス
収穫したコーヒーチェリーを水桶に浮かべて1次選別を行った後、パルピングマシンで果皮を除去します。次に水槽に一晩漬けて微生物発酵によりミュシレージを分解し、その後表面のヌルヌルを洗い流します。次に太陽光にて10-14日かけて水分含有率12%程度まで乾燥させます。この状態の「パーチメントコーヒー」をハリングマシンにてパーチメントを除去したものがフルウォッシュ製法のグリーンビーンです。

・ナチュラルプロセス
収穫したコーヒーチェリーを水桶に浮かべて1次選別を行った後、コーヒーチェリーのまま太陽光にて25-30日かけて水分含有率12%程度まで乾燥させます。雨の多いインドネシアでは頻繁に豆を出し入れする必要があったのですが、グリーンハウスと高設ベンチで乾燥することで労務を軽減しています。からからに乾燥したチェリーの果皮、ミュシレージ、パーチメントが一体なったもの(ハスク)をハリングマシンで取り除き、グリーンビーンを取り出します。

・ハニープロセス
コーヒーチェリーをパルピングマシンに投入し果皮を除去し、ミュシレージの削り具合を変えることで仕上がりの味を調節するのがハニープロセスです。ミュシレージが残った状態で5-10日グリーンハウス内の高設ベンチで発酵した後、屋外に広げて太陽光で3-4日水分含有率12%まで乾燥します。ハリングマシンでパーチメントを除去してグリーンビーンを取り出します。

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