
インドネシアのスペシャルティーコーヒー |
VARION JAPAN
インドネシアから、
最高のスペシャルティコーヒーを。
何度でもコーヒーを
発見しよう。
ようこそ、未知なる
風味の宝庫へ
豊かな自然と多様な気候が織りなすインドネシアには、
有名なスマトラ島産のマンデリンのみならず、実は多くの隠れた美味しさが存在します。
例えば、ジャワ島のアラビカはその洗練された風味で知られ、
バリ島からはフルーツのような甘美な香りが漂います。
また、スラウェシ島はスパイスが利いた独特の風味があります。
それは、あなたがまだ出会ったことのないインドネシアコーヒー。
つくりたいのは、スペシャルティをさらに前進させる新たなスタンダード。
生産拠点と豊かな産地
インドネシア全土に広がる約20000人の良質な生産者ネットワークが私たちの価値の源泉です。
Varion Coffeeでは、各地のVCP(VARION COFFEE PULPING POINT)にコーヒーチェリーを持ち込む農家を自社の大切なパートナーと位置づけ、様々なサポートを行っています。
年間生産量20,000トン
サポートハブ50箇所
輸出ハブ8箇所
インドネシアは大小17,000以上の島々からなり、2,000-3,000m級の山々も数多く存在します。生産量はブラジル、コロンビア、ベトナムに次ぐ、世界第4位です(2022年ICO統計資料より)。熱帯、温帯、高山気候まで、多様で豊かな気候・風土に恵まれたインドネシアは、個性豊かで品質のよいコーヒー豆を産出する産地がいくつもあります。スマトラ島はもちろん、ジャワ島、バリ島、スラウェシ島、フローレス島に拠点を持ち、各地でフルウォッシュ、ナチュラル、ハニーをはじめとした多彩な方法で精製された個性豊かなコーヒー豆を取り揃えております。
バリオンコーヒーの特徴
生産から1杯のコーヒーまで
私たちは、まさに一般的に“From Seed to Cup”という言葉で表されるように、コーヒーを生み出す一連のすべてのプロセスを、自社ネットワーク、自社グループにて一貫して手がけている業界ではめずらしい存在です。
これは品質・収量の向上、買取価格の乱高下を防止するために必要なサポートです。また栽培者に対して、VCが育てたコーヒー苗木を供給し、肥料購入のための資金援助も行い、積極的に畑の拡大、収穫量の増大を奨励しています。
それにより、農家とVCとの健全な関係性を長期に亘り築き上げることに繋がります。
【Farming(コーヒーチェリー生産)】コーヒーチェリー生産が、農家にとって安定的に稼ぎを生み出す生活の糧であり続けること。それがVARION COFFEEのベースであり最も大切にしていることです。離れた産地のチェリーをブローカーが買い集めて運び込む従来のやり方から、私たち自身が産地の中心に拠点(VCP)を置いて農家にチェリーを持ち込んでもらうスタイルへ。各地の農家の支持を得て急速に拡大中です。
【VCP VARION PULPING POINT】VCPはいわゆるウェットハルで、集められたチェリーのパルピング(果肉除去)やミュシレージの除去または調整を行い、その後乾燥させてパーチメントコーヒーまで仕上げます。すべての豆をどの農家が生産したか分かるようにナンバリングし管理します。各VCPにはアグロノミストとフィールドマネージャーが常駐し、地域コミュニケーターとして農家への栽培指導、苗供給、資材購入支援を行います。
【VCH VARION HULLING POINT】VCHに集められたパーチメントコーヒーのパーチメントおよびシルバースキンを機械で除去し、精製によっては乾燥を行って水分調整しグリーンビーン(生豆)に仕上げます。インドネシア各産地に置かれており、常駐のエリアマネージャーが傘下のVCPを統括しています。
【EVC EXPORT HUB VARION 】インドネシア各島にあるEVCに集められるすべてのグリーンビーンは、畑、農家と紐づけされQグレーダーによるカッピングスコアと共にデータベース化されます。ここで品質を認められたグリーンビーンのみが、グレーディング、比重選別、石の除去、色選別、ハンドピックを経て梱包され、VARIONのシングルオリジン/スペシャルティーコーヒーとして世界各国に出荷されています。
VARIONのコーヒー豆が生み出される過程、 その向こう側にあるストーリーや携わる仲間たちの想いを伝えるために、生産地を巡るツアーを行っています。苗づくり、コーヒー畑の訪問、農家やアグロノミストとのディスカッション、VCP・VCH・EVC訪問を通して、From Seed to Cupを体現するVARIONの取り組み全体をご視察頂きます。
コーヒーと
サステナビリティの関係
VCでは、VCPにコーヒーチェリーを持ち込む農家を自社の大切なパートナーと位置づけて様々なサポートを行っています。VCPにはアグロノミスト(栽培指導員)とフィールドマネージャー(地域のコーディネーション)が常駐し、栽培指導と収穫量を平準化するコーディネーションを行います。これは品質・収量の向上、買取価格の乱高下を防止するために必要です。また農家に対して、VCが育てたコーヒー苗木を供給して畑の拡大を奨励し、同時に肥料購入のための資金援助を行い積極的に収穫量の増大を推進しています。それにより、農家とVCとの健全な関係性を長期に亘り築き上げることに繋がります。
近い将来、地球規模の気候変動により世界のコーヒー総生産量が激減する、という予測(コーヒーの2050年問題)もありますが、インドネシアは一国の中に多様な気象環境があるという他産地にはない特徴を持っており、トータルの収量では影響が少ないともいわれています。私たちVCはインドネシアでコーヒー生産を生業とする会社として、将来においても品質の良いコーヒー豆を継続的に産出するための取り組みを継続して参ります。
環境保護団体を含めたさまざまなNGOが、サステナブルコーヒーを推進するための活動をおこなっています。
VCではレインフォレスト・アライアンス認証を取得しております。
レインフォレスト・アライアンス認証とは熱帯林の環境・生態系を保全するとともに、労働者に適切な労働条件を与えている農園を認証します。環境保護、社会的公正、経済的競争力のすべてに働きかけています。
バリオンコーヒーの実績
インドネシア全体のコーヒー豆の 総生産量は約 70 万トンで、そのうちアラビカ種が占める割合は約25%、残りはロブスタ種です。 VARION COFFEE では、アラビカ 種のみ、年間約 2 万トン (2022 年 実績 ) を取扱っています。
マンデリン、シングルオリジンコーヒー、スペシャルティコーヒーを国内外に販売しています。輸出は世界10カ国向け約5,000トン(2022年実績)で、主な輸出先はアジア、ヨーロッパ、アメリカ、中東などで、すべての地域で年々拡大を続けています。
私たち自身が産地にアプローチし農家にコーヒーチェリーを運び込んでもらう取り組みが、各地の農家の支持を得て拡大中です。私たちのやり方、考え方に賛同し仲間になってくれた農家は現在2万人。信頼関係を大切にさらなる飛躍をめざします。
私たちは10万本のコーヒー苗木を育てて農家に供給しています。また栽培指導や肥料購入の資金援助も行い、積極的に畑の拡大、収穫量の増大を奨励しています。パートナーである農家が安定的に収益を得られる仕組みづくり、それこそが私たちのビジネスの大切な源泉です。
インドネシア国内主要産地8箇所にVARIONの生産拠点があります。うちエクスポートハブ(EVC)5箇所(スマトラ×2、ジャワ×2、スラウェシ×1)にはQグレーダーが常駐し、各地の自社精製施設VCP、VCHから集められた生豆の品質および生産履歴管理を行っています。
各種お問い合わせ
Varion Coffeeでは新規お取引先を募集しております。また、珈琲農園ツアーのご案内もさせていただいております。珈琲の品質やお取引量などお気軽にお問合せください。